"ダーリンは72歳"はダーリン以外も面白いです

西原理恵子さんと高須院長の"ダーリンは72歳"をレビューします。

"ダーリンは72歳"とは？

"ダーリンは72歳"とは西原理恵子さんと高須院長の年の差20歳カップルの姿を描いた名物漫画です。

"ダーリンは70歳"と"ダーリンは71歳"に続く三作目となります。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

ダーリンは71歳 (コミックス単行本)

西原理恵子さんといえば育児漫画である"毎日かあさん"が有名です。

ほのぼのとしたイメージの"毎日かあさん"ですが、それ以前のサイバラさんは"酒"や"ギャンブル"といった殺伐としたテーマを中心に描いていました。

育児漫画の成功ですっかり毒気が抜けた印象でしたが、夫の死別を乗り越え、子供の成長により育児が一段落したところで、自分自身の人生を楽しむ姿を描いたのがこの"ダーリンは○○歳"シリーズです。

高須院長が国会議員を名誉毀損で提訴

個人的に一番楽しみにしていたのがこの裁判の内幕です。

サイバラさんが法廷漫画家としてデビューというのがニュースに流れていたので、裁判の詳細が漫画に描かれるのを楽しみにしていました。

でも実際にはニュースで流れた以上の情報は何も無くて拍子抜けしてしまいました。

まあ裁判というのは進行に時間がかかるらしいので、新しく漫画に描くネタは何もなかったのかもしれません。

岩井 志麻子さんの下ネタが面白い

今回一番笑ったのは岩井 志麻子さんの回でした。ダーリンである高須院長は出てきませんが面白かったです。

なぜか？ヒョウ柄が大好きなシマコさんがサイバラさんと一緒に、ヒョウのメイクをして走る台湾のイベントに参加するお話です。

下ネタ全開で、70代の高須院長とでは出来ないネタをやっているというか、本来のサイバラさんに戻っているという感じです。

やっぱり旅行ネタが好き

"ダーリンは○○歳"では各航空会社の機内食をディスったり、エミレーツ航空のファームクラスに乗ったり、モンゴルに朝青龍を訪ねていったり、面白いネタが目白押しです。

サイバラさんといえば昔からドサ回りの海外旅行ネタがお家芸でしたが、高須院長との交際でますます磨きが掛かってきましたね！

ダーリンは72歳 (コミックス単行本)