OTA Book Direct 2017キャンペーン中止の真相
突如として中止になったIHGの大型キャンペーン「OTA Book Direct 2017」の付与ポイントが剥奪される事態が発生しています。
キャンペーンのおさらい
IHGの「OTA Book Direct 2017」は2017年4月~12月の間にIHGグループのホテルで3滞在することで40000ポイントが獲得出来るということで話題になりました。
アジア太平洋・中東・アフリカ地域向けキャンペーンということで、もちろん日本も入っています。3滞在を達成しなくても1滞在や2滞在でも段階的にポイントがもらえるという大変親切なキャンペーンでした。
また2017年5月の中頃に「スピードアップキャンペーン」も始まりました。
スピードアップキャンペーンは会員毎にポイント付与の条件が異なるのですが、私の場合は以下のようなオファーでした。
① アプリのダウンロードで500p
② 3泊で2000p
③ インターコンチネンタルに2泊で2000p
④ 会員専用料金で2000p
⑤ ①~④達成で23500p
これで合計30000ポイントとなります。
そして特筆すべきは「OTA Book Direct 2017」と「スピードアップキャンペーン」は併用可能なキャンペーンであった、ということです。
つまり会員専用料金でインターコンチネンタル2泊を含む3泊すれば70000ポイント付与されることになります。
また私個人は対象者限定キャンペーンで入会1ヶ月以内に1泊すると10000ポイント付与のオファーも受けていました。すべて合計すると80000ポイント(!)が獲得できるチャンスだったんです(私の場合)。
8月1日頃に突然のキャンペーン中止
8月に入るとキャンペーン中止の情報が流れました。IHGの公式サイトの「マイオファーステータス」から「OTA Book Direct 2017」が消えてしまっていたからです。
SNSなどに流れている情報によると、IHGに問い合わせをしてみたが「キャンペーンは終了しました」という回答だけで明瞭な説明はなかったようです。
キャンペーン達成のためにIHGのホテルを予約していた人からすれば納得のいかない話ですよね。
9月20日頃からポイントの剥奪がはじまる
ブログ・Twitter・某巨大掲示板上で「OTA Book Direct 2017」で付与されたポイントが剥奪されたという、悲鳴のような声が聞かれはじめました。
ポイント剥奪になるとステータスに「AMEA Campaign Adjustment」と記載されマイナスポイントが計上されます。気になる人は確認を!
そもそもなんでこうなった?
ここからは推測の話になります。根拠のない個人的な考えなのでご容赦下さい。
「OTA Book Direct 2017」はそもそも対象者限定のキャンペーンで、IHGからのオファーが来ていない人は対象外だったということです。
ところが対象者限定キャンペーンの登録ページがネットに拡散してしまい、しかも誰でも登録出来てしまったため、IHGが後出しでキャンペーンの中止→ポイント剥奪という事態を招いたのだと思われます。
キャンペーン併用すればわずか3泊で80000ポイントですからね・・・。ポイント目当ての人が殺到して、ダメもとで登録しまくっても不思議じゃありません。
つまり対象外の人が殺到したことでキャンペーン中止となってしまい、IHGのシステムでは対象外の人が登録してもエラーになる仕様となっていなかったため、キャンペーンポイントを付与された人が対象者なのかどうかを1人1人確認しているのが現在の状況なのでしょう。
※注)現在IHGの対象外キャンペーンに登録するとキチンとエラーになります。公式サイトが仕様変更したのかもしれません。
OTA Book Direct 2017中止まとめ
IHGは「ポイントブレイク」という定期キャンペーンもやっていて、これを利用すると1泊5000ポイントでポイント宿泊できるという優れものです。が、直近の「ポイントブレイク」では日本のホテルは対象外となってしまいました。
これってもしかしたら対象外のキャンペーンで稼いだポイントを使わせないための施策なのかもしれません。
IHGは面白いキャンペーンをたくさんやってくれるホテルグループということで、注目していただけに少し残念ですね。対象外のポイントの整理がついたらまたキャンペーンを期待したいと思います。
※アジアで対象はインド・インドネシアのみ