【珈琲店さんぽ~⑧~】スターバックス 南池袋店
珈琲店さんぽ、今回はスターバックス南池袋店に行ってきました。
スターバックスといえば、~その③~で訪れた「スターバックス 銀座マロニエ通り店」に是非もう一度に行きたかったのですが、なかなか銀座に足を運ぶチャンスがありませんでした。
私は自転車通勤しないときには池袋駅をよく利用します。そこで通りすがりのスターバックス南池袋店に行ってみることにしました。
南池袋店には残念ながらスターバックス リザーブはありません。そこで今回の注文は”プレス”にします。
”プレス”とはフレンチプレス式コーヒーのことで、水出しコーヒーからプレス器具によって上澄みを取り出す抽出方式です。通常のスターバックスのコーヒーである”ドリップ式”とは違った味を楽しむことが出来ます。
コーヒープレス(ブラック)|スターバックス コーヒー ジャパン
”プレス”の値段は399円(税込)です。通常のドリップコーヒーよりも100円以上高いですが、ドリップと違って必ず淹れたてのコーヒーが飲めるので、100円以上の価値は十分にあると思います。
もう一つ、”プレス”は抽出に5~10分ほど時間がかかるため、時間に余裕がないときに注文するのはオススメしません。
というわけで仕事帰りにやってきました。
お店のすぐ横にはジュンク堂 池袋本店があり、近くに河合塾や駿台予備校があります。代ゼミは数年前に無くなってしまいましたが、予備校生でいつも賑わっている地域です。
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目16−4 SKビル
南池袋店 | スターバックス コーヒー ジャパン
さっそく注文します。
「ホットコーヒーを”プレス”でお願いします!」
すると女性バリスタさんの表情が冴えません。控えめに言っても、私の言葉を理解出来ずに困っている人の顔をしています。
「ホットコーヒー???・・・ドリップでよろしいでしょうか?サイズはいかがなさいますか?」
「いえ、ドリップではなく”プレス”をお願いします。」
「・・・ホットコーヒーだとドリップになるののですが・・・」
まずいです。スターバックスの”プレス”はメニューに載っていないので、経験の浅いバリスタさんだと知らない可能性があります。
仕方ないので、奥にいる経験のありそうな男性バリスタさんにちょっと大きめの声で呼びかけてみます。
「すいませ~ん。”プレス”をお願いしたいのですが、こちらは”プレス”はやってないんですか?」
慌てて出てきた男性バリスタさんが対応してくれました。良かったです。
”プレス”はコーヒー豆を選ぶことが出来ます。深炒りのコーヒーが好みであることを伝えると、何種類かの豆をオススメしてくれました。
支払いを済ませると「席までお持ちします」とのことなので、空席を探しに二階へ上がってみました。
二階に上がって軽く絶句しました。予備校生(?)と思われる学生たちで席が一杯です。いや、単純に混雑しているというのではなくて、カバンや荷物を置いて場所とりをしているので、席は空いているのに座ることが出来ない状況になっていました。
また二階はエアコンを利かせすぎていて、かなり暑かったです。ホットコーヒーを美味しく飲めるような店内の状況ではありませんでした。
私は一階に降りていって、先ほどの男性バリスタに外のテーブル席で待っていることを告げました。外は寒いですが、居心地の悪い店内よりはずっとマシです。
寒いので誰もいません。
コーヒーがやってきました。
味は・・・スゴく美味しいです。良かった。
この日は関東平野部でも雪がチラつく天気予報で、翌日には都内の初霜も観測されました。凍えるような寒さのなかで飲む”プレス”はとても温かくて本当に美味しく感じました。
お店の評価としては経験不足のバリスタさんがいたり、予備校生(?)がタムロしていたりとお世辞にも良い印象とは言えませんが、終わり良ければ全て良しでしょうか?
ちなみに私が注文したコーヒー豆はこちらです。苦めのブラックコーヒーが好きな人にオススメです。
フェアトレード イタリアン ロースト|スターバックス コーヒー ジャパン